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商業大型リゾート施設「VISON」にて、自動運転EV「MiCa」運行開始

投稿日 : 2023.12.18

三重県

モビリティ

EV・エコカー

出典:ヴィソン多気株式会社

2023年12月13日、ヴィソン多気株式会社は、三重県多気町の商業リゾート施設「VISON(ヴィソン)」において、国内初となるレベル4の自動運転EV「MiCa」の運行を開始することを発表した。このプロジェクトは、ソフトバンク株式会社の子会社であるBOLDLY株式会社との協力の下、2023年12月19日から2024年2月29日まで実施される。

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この事業では、国土交通省の「地域公共交通確保維持改善事業費補助金」を利用し、一般道での自動運転の通年運行を目指す。初めに「MiCa」1台の運行をスタートさせ、2023年度中に国内最大規模となる合計3台へと拡大する予定である。多気町では、人口減少等により公共交通の維持が困難になる中、自動運転を活用した新たな公共交通を実現することが目的だ。

出典:ヴィソン多気株式会社

「VISON」では、2021年の開業時から自動運転モビリティのためのレーンを整備しており、本事業では約2.5kmのルートで「MiCa」を運行する。BOLDLYは車両の提供、自動運転の設定、運行管理システム「Dispatcher」の提供、運行体制の構築を担当する。また、現在「VISON」のシャトルバスの運行に携わるドライバーが、BOLDLYのトレーニングを受けて、運行業務に従事する。

車両は最高速度が時速20km未満で、乗車定員はオペレーターを除き7人。運賃は無料で、予約不要の自由乗車方式が採用される。1日に14便の運行が予定されている。

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