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静岡県掛川市で次世代マイクロモビリティ『TOCKLE』の実証実験が開始

投稿日 : 2026.07.09

静岡県

モビリティ

(出典:BRJ株式会社)

BRJ株式会社は、2026年6月18日から静岡県掛川市で次世代マイクロモビリティ「TOCKLE」の実証実験を開始した。三輪電動シートボード、電動キックボード、電動アシスト自転車を活用する「カケガワ de チョイノリ!」として展開し、掛川市内の観光資源や地域資源を巡る新たな移動手段を提供する。実証期間は10月18日までで、市民や観光客の移動、二次交通の充実、交通体系の多様化への対応、地域資源の発信、生涯学習の推進などを目的としている。

掛川市は、市内の場所や人、物、事を集め、地域の魅力に触れてもらう「掛川100景」の取り組みを進めている。今回の実証実験は、掛川城や大日本報徳社などの地域資源を巡る移動手段として実施される。BRJは、次世代モビリティのシェアリング事業やレンタル事業、地域交通ソリューション事業を展開しており、地方を中心にTOCKLEを導入してきた。東京都立川市、千葉県流山市、福岡県福岡市では導入済みで、山梨県甲府市や佐賀県佐賀市、千葉県大多喜町、高知県室戸市などでも導入に向けた検証を実施している。掛川市でも2025年10月から2026年1月まで検証を行っていた。

「カケガワ de チョイノリ!」の対象エリアは掛川市域内で、利用開始可能時間は午前5時から午後9時まで、基本料金は10分200円である。車両は掛川市役所、掛川駅北口・南口、掛川こだわりっぱ、掛川森林果樹公園に配置し、今後も配置場所を順次拡大する予定である。TOCKLEには、GPSで走行エリアを検知し、設定された特定エリアへの侵入を防ぐジオフェンシング機能を搭載する。侵入禁止エリアは自治体が地域の実情に応じて設定できるほか、BRJは夜間の運用を行わない方針を採用している。

BRJは、地方の交通課題への対応を事業の軸に据え、自治体と連携しながらTOCKLEを展開している。今回の掛川市での実証実験では、三輪電動シートボード、電動キックボード、電動アシスト自転車を組み合わせ、掛川市内の地域資源を結ぶ移動手段として運用する。実証期間中は市内5カ所からサービスを開始し、対象エリアを掛川市域内として10月18日まで実施する計画である。

このように、掛川市における『TOCKLE』の実証実験は、地域の交通空白を解消し、観光の利便性を向上させる重要な取り組みである。地域資源を生かした新たな移動手段が、どのように地域社会に貢献できるかが注目される。

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