(出典:国土交通省)
国土交通省は5月22日、令和8年度「地域輸送資源活用推進事業」の選定結果を発表した。インバウンドを含む観光客の「観光の足」の確保に向け、既存のレンタカーや地域の施設送迎車両などを活用し、駅や空港などの交通結節点から観光地へシームレスにアクセスできる環境整備を目的としたシステム・機器等の導入を支援するものである。公募の結果、6件の事業が選定された。
同事業は、地域に存在する輸送資源を有効活用しながら、観光客が安全に移動できる環境を整備する取り組みを支援する制度である。国土交通省は、観光地における二次交通の確保に加え、観光地での周遊や観光消費の増加、オーバーツーリズムの未然防止・抑止対策など、地域観光に関する課題への対応を推進する方針を示している。

(出典:国土交通省)
今回選定されたのは、TOPPAN株式会社、株式会社イード、トヨタS&Dレンタシェア西東京株式会社、株式会社エアスト、株式会社トヨタレンタリース東四国、株式会社トヨタレンタリース佐賀の6事業者である。実施地域は、東京都大田区、東京都渋谷区、兵庫県神戸市兵庫区、東京都福生市・青梅市・昭島市、愛知県名古屋市中区・豊橋市・岡崎市・豊田市、香川県高松市、佐賀県佐賀市・鳥栖市・武雄市に及ぶ。
国土交通省は、既存のレンタカーや施設送迎車両を活用した地域輸送資源の導入・運用を後押しし、観光客の移動環境の整備を進める。今回の選定では、首都圏から地方都市まで幅広い地域が対象となっており、各地域における輸送資源の活用に向けた取り組みが実施される予定である。