
滋賀県は、NTT西日本株式会社および株式会社REXEVと共同で、2026年7月7日より「公用車を活用したEVカーシェアリング実証事業」を開始する。この事業は、県職員と県民・観光客が電気自動車(EV)をシェアリングするもので、休日に使われていない公用車を地域の人々や観光客が利用できるようにすることを目的としている。

滋賀県では、温室効果ガス削減に向けた「滋賀県CO2ネットゼロ社会づくり推進計画」に基づき、自動車から排出されるCO2の削減に貢献するため、EVの普及を推進している。この実証事業は、2026年度に行った導入可能性調査を受け、3年間の長期にわたって実施される予定である。平日には県職員が公務でEVを利用し、休日には県民や観光客が日常の買い物や観光に利用することで、EVの普及促進と移動手段の多様化を図る。
本実証事業の対象車両は日産リーフ1台で、実施期間は2026年7月7日から2029年3月上旬までを予定している。実施場所は滋賀県大津市の滋賀県庁本館西駐車場であり、利用は月曜日から金曜日は県職員による公用利用、土曜日・日曜日・祝日は一般利用として、カーシェアリングサービスアプリ「N.mobi」を通じて行われる。一般利用の料金は15分220円である。
さらに、EVカーシェアリングを気軽に利用できるように「EVカーシェア デビュー応援キャンペーン」を実施する。7月31日までに新規会員登録を行った方には後日使えるクーポンが進呈され、初回利用(2時間以上)をされた方には追加でクーポンを贈呈する。入会金は無料で、お得にEVを体験できる機会となっている。
この実証事業の役割分担として、滋賀県が主体となり、NTT西日本株式会社はEVカーシェアリングサービスの提供準備や車両調達を担当し、株式会社REXEVは車両管理などのプラットフォームサービスを提供する。このように、地域の特性を生かしながら、EVの普及を推進する本実証事業は、持続可能な社会の実現に向けた重要な一歩となることが期待される。