
先進モビリティ株式会社は、東京都が運行する「海の森公園〜新木場駅」間を結ぶ自動運転シャトルバスの実証実験に参画している。このプロジェクトは、東京都が進める「2050東京戦略」の一環であり、都市部の交通ネットワークを充実させることを目的としている。

自動運転技術を活用したこのシャトルバスの運行は、2026年9月19日から2027年3月31日までの期間に行われ、運賃は無料で予約不要である。運行区間は新木場駅から海の森公園までで、一日5往復の運行ダイヤが設定されている。具体的には、新木場駅発が9:30から16:30、海の森公園発が10:00から17:00である。
海の森公園は東京湾に面した広大な都立の海上公園であり、訪問者や地域住民の移動手段として重要な役割を果たしている。この実証実験により、実際の利用環境でのデータ収集や技術面の検証が行われ、自動運転レベル4の実装に向けた提言が目指される。先進モビリティは、このプロジェクトを通じて自動運転システムの社会実装を推進し、地域の交通課題の解決に貢献することを目指している。
同社は、バスやトラックなどの大型車両向けの自動運転技術を事業化し、持続可能な移動インフラの確保に努めている。自動運転技術の導入により、ドライバー不足や高齢化に伴う公共交通の維持といった社会問題の解決を図ることが期待されている。先進モビリティの取り組みは、都市部だけでなく地方部においても多様な地域での自動運転の実装に寄与するものであり、今後の展開が注目される。