
(出典:株式会社オークネット)
株式会社オークネットが設立した企業内ラボ「オークネット循環型経済ラボ」は、2026年4月版の「中古車市場価格指数」レポートを公開した。同指数は2008年7月を基準値1として中古車流通価格の変動を示す指標で、2026年4月は2.478となり、前月の2.570から0.092低下した。変化率は3.57%減である。一方、「平均取引価格」は1.558となり、前月の1.545から0.013上昇した。

(出典:株式会社オークネット)
一方で、2026年4月の平均取引価格は96万2,849円となり、前月の95万5,090円から上昇した。指数が低下する一方で平均取引価格が上昇した背景について、レポートでは中古車需要の減少による市場価格の下落に加え、比較的状態の良い車両や高価格帯車両の流通比率上昇が影響していると分析している。中古車市場価格指数は車種や年式などの属性を統計モデルに組み込み、市場全体の価格変動を把握する指標であるため、単純平均価格とは異なる動きを示す場合がある。
また、ボディタイプ別の中古車市場価格指数では、2026年4月は全カテゴリで前月比マイナスとなった。最も下落幅が大きかったのはコンパクトで、前月比6.32%減となった。続いてSUV、ミニバン、ミッドサイズ、ラグジュアリー、バン・トラックもいずれも指数が低下している。
(出典:株式会社オークネット)
ボディタイプ別の動向では、価格水準だけでなく市場内で流通する車両構成の変化も反映される。特にコンパクトカーは流通量が多いカテゴリであり、市場全体の相場変動の影響を受けやすい傾向がある。SUVやミニバンなど主要カテゴリでも指数低下が見られたことから、2026年4月は中古車市場全体で価格調整局面が広がった状況がうかがえる内容となった。