
三井不動産リアルティ株式会社は、業界初となるシェアモビリティサービスを提供する4社の拠点を開設した。この取り組みは、同一の拠点で電動アシスト自転車や電動キックボードなどを利用できる環境を整備するもので、2026年9月4日に「三井のリパーク 大泉学園町6丁目」にて実施される。
(出典:三井不動産リアルティ株式会社)シェアモビリティサービスは、株式会社ドコモ・バイクシェア、OpenStreet株式会社(HELLO CYCLING)、株式会社Luup、Lime株式会社が提供するものであり、利用者に多様な移動手段を提供することを目的としている。これにより、通勤や通学、ショッピングなどの際に、利用者は目的やシーンに応じた選択が可能となる。
(出典:三井不動産リアルティ株式会社)近年、シェアモビリティは都市部において通勤や日常の移動手段として広がりを見せている。これは、公共交通機関の補完としての需要が高まり、自治体による導入も進んでいるためである。しかし、多くの事業者がそれぞれ異なる場所に貸出・返却拠点を設けていることから、利用者は使いづらさを感じることが多かった。また、地価の上昇により、新たな拠点を確保することが難しくなっている現状もある。
そこで、三井不動産リアルティは、全国で駐車場事業を展開する基盤を活かし、複数のシェアモビリティサービスを同一の場所で利用できる環境を整え、利用者と事業者の双方に利便性を提供することを目指している。具体的には、今回の拠点では、電動アシスト自転車、電動キックボードに加えて、電動シートボードも選択肢に加えられ、利用者は移動手段を自由に選ぶことができる。
今後、三井不動産リアルティは「三井のリパーク」を単なる自動車利用の拠点から、シェアサイクルや電動キックボードなどの多様なモビリティを受け入れる場へと進化させていく。2026年度中には、全国500箇所、5,000台規模の拠点を整備する計画であり、地域特性に応じたシェアモビリティサービスの導入を進める方針である。