トップ > モビリティ > 名古屋市で自動運転とオンデマンド配車の実証実験開始

名古屋市で自動運転とオンデマンド配車の実証実験開始

投稿日 : 2026.08.19

愛知県

モビリティ

(出典:NTTモビリティ株式会社)

名古屋市都心部において、自動運転とオンデマンド配車システムを組み合わせた実証実験が2026年9月11日から開始される。この実証実験は、NTTモビリティ株式会社とNTTドコモビジネス株式会社が共同で行うもので、愛知県からの受託事業として位置づけられている。自動運転の社会実装を目指し、名古屋市の複雑な交通環境での技術向上が期待されている。

(出典:NTTモビリティ株式会社)

近年、地域公共交通の担い手不足が問題視されており、国主導での実証実験が進められている。本実証では、名古屋駅前などの交通量が多い5カ所の乗降地点を設定し、3台の自動運転車両が運行する。このシステムにより、利用者の予約状況に基づいて最適な配車が行われ、利用者の利便性を高めることが狙いである。

本実証の特徴には、自動運転技術の向上が含まれる。特に、米国のMay Mobility社の自動運転ソフトウェアを用いて、右折時や信号の変わるタイミングの予測精度を向上させるための技術検証が行われる。また、名古屋鉄道が提供するなごやMaaSアプリ「デライド」と連携し、利用者の予約に応じて車両を柔軟に配車する運用の検証も行われる。

さらに、将来的には乗務員のいない自動運転レベル4の運行を視野に入れ、車内に設置されたタブレットシステムを通じて対話AIキャラクターによる案内が行われる。この仕組みは、事前にアンケートを実施し、利用者のニーズに合わせた情報提供を行うものであり、安心して自動運転を利用できる環境を整えることを目的としている。

実証期間は2026年9月11日から2027年3月19日までの予定で、平日のみの運行となっている。自動運転技術の進化が進む中で、地域交通の課題解決に向けた取り組みが期待されている。自動運転車両の予約や利用方法については、専用Webサイトでの確認が可能である。

詳細はこちら

合わせて読みたい
  • 国内初!茨城交通が挑むレベル4自動運転バ...

  • 青森初の自動運転実証実験:奥入瀬渓流エリ...

  • 学生向けカーシェアリングUNIVER C...

  • 山陰道延伸を活用した石見地域誘客促進キャ...

関連記事