
和歌山県伊都郡かつらぎ町において、テンフィールズファクトリー株式会社が公募事業「令和6年度かつらぎ町道の駅EV充電器設置事業」に採択され、EV急速充電器「FLASH」を町内4箇所の道の駅に計8基設置した。この取り組みは、地域の脱炭素化を推進し、観光振興を支えるための重要なステップである。
(出典:テンフィールズファクトリー株式会社)設置された充電器は、最大出力240kWでCHAdeMO及びNACS両規格に対応しており、急速充電が可能である。設置先は「道の駅くしがきの里」「道の駅かつらぎ西(上り・下り)」「道の駅紀の川万葉の里」の4箇所で、これにより町全体が充電インフラで結ばれ、住民や観光客にとって利便性の高い移動手段が確保されることとなる。
かつらぎ町は、2024年に策定予定の「第5次かつらぎ町長期総合計画」に基づき、脱炭素社会の実現とEVの普及を目指す。この事業では、町の道の駅駐車場を利用し、官民連携で充電器の設置、維持管理、運営を行うことから、地域の持続可能な発展にも寄与する。
充電器の利用は非常にシンプルで、会員登録は不要であり、クレジットカードやQRコード決済に対応している。これにより、初めて訪れる観光客でも気軽に利用できる。また、充電器は24時間稼働しており、利便性が極めて高い。特に、最大240kWの超急速充電により、短時間で必要な電力を確保できるのは大きな魅力である。
さらに、災害時においても充電器は重要な役割を果たすことが期待されている。EVは「V2H(Vehicle to Home)」機能を持ち、車載電力を家庭へ供給することが可能であるため、停電時でも最低限の生活を維持できる。道の駅は災害時の地域拠点として機能し、充電インフラの整備は地域の防災力強化にも寄与する。
今後、テンフィールズファクトリー株式会社は自治体や公共施設との連携を継続し、EV充電インフラのさらなる整備を進めることで、EVで移動しやすい社会の実現に貢献していく。